8月末、茨城県ひたちなか市にある自動車安全運転センターにて開催された、
「運転技術向上 特殊研修」に参加して来ました。

　今回、日本交通グループとして東京のハイヤー営業所を中心に18名が参加。
関西からは２名が参加しました。（深夜バスで往復する猛者も居たとか）

　現役警察官など一流の講師の方から、車両の整備の重要性（特にタイヤの空気圧）などのレクチャーを受けた後、早速実車での研修がスタート。

　研修の目的は、運転技術の向上だけではなく、「自動車と人間の限界を理解し、危険を安全に体験する事」。日常的な運転では体験できない、緊急ブレーキ・ とっさの判断での危険回避・低摩擦路面でのスリップ走行・140kmオーバーの超高速走行・ハイドロプレーニング現象体験などを体験しました。

　滑り易い路面を走行する事でタイヤがグリップする限界を体験したり、水の浮いた状態で高速走行した場合の挙動（ハンドルやブレーキが全く効かなくなる）など、日常的には体験できない（したくない）事を実体験出来ました。

　私達タクシー・ハイヤーの乗務員にとって、自分の限界を知り、車の限界を体験できる貴重な研修会となりました。

　来年以降も、参加者を募って関東へ乗り込みたいと思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　OTEC（大阪訓練研修センター）　前田

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