東京・日本交通株式会社

我々が図らずとも時代は変わり、求められるニーズも変化していきます。そして、事業構想の変革や新サービスの展開など、企業の柔軟な対応力が求められるわけです。
しかし、100年以上タクシーサービスの本質は変わっていません。車1台でお客様を目的地までお送りする。それがタクシーです。その本質が変わらない限り、当グループが目指すところは「良い車で、良いサービスを提供する」ということにあります。
良いサービスつまり、”お客様第一のサービスを提供します”と口にするのは非常に簡単です。肝心なのはどこまで実践できているかということです。お客様にとって最適なものを徹底して考え抜き、しっかり実行する。それが当グループのスタンスです。サービスとは明確な基準や実体もなく、利益に直結するものでもありません。しかし、利用してくださるお客様がいる限り、お客様目線が抜け落ちては意味がないのです。

何が良いか、悪いかを決めるのはお客様です。そして、お客様にとって何が最良なのかを考え抜き、サービスとして提供することが我々の役目です。
お客様にとって一番良いことは、タクシー会社に関わらず、どのタクシーを乗っても快適に移動できることだと思います。私自身、乗務員経験を経てグループ関西の代表という立場にいるわけですが、関西のタクシーサービスには試行・改善の余地があると感じています。具体的には、最低でも現在の2倍利用者を増やすことができると考えています。当社は関西では、まだまだ新参者です。しかし、タクシーが電車やバスに代わる移動手段に選ばれるよう、タクシー業界を構成する1社として、ファンの獲得に貢献したいと考えています。
新しいことを最初にやる時、そこには大きな時間と労力が必要となります。しかし、そこに囚われず積極的にフロンティアを開拓し続けることで、関西のタクシー業界に新たな道を作り、お客様にとってより良いサービスが生まれる流れを創りたいです。