おじゃまタクシー■vol.1『プロの運転はヘタなのだ』~その1


【おじゃまタクシー】

ちょっとおじゃまします。

【桜にN】(日本交通グループ関西)の元ドライバー 「日交郎(ニコロー)」が、タクシーやハイヤーの乗務経験 をもとに、安全運転に関することや大阪の話題などを自由に 書き綴るブログです。

おヒマなときにでも目を通していただければ幸いです。

日本交通 行灯

後ろギリギリ!

はじめまして! ニコローです。

さて、このコラムの記念すべき?第一発目のテーマは…

「プロの運転はヘタなのだ」です。

はてさて、こんなことを書くと

「ええっ?運転が上手いからプロじゃないのか?」

「運転がヘタなプロって、意味わからんし」

…と思われる方が多数いらっしゃるでしょうね。

でも、だからこそ今回のテーマのポイントになるワケですよ。
さあ、プロの運転はヘタなのだ、ってどういうことなんでしょう?

ところで、運転免許をお持ちの方ならご自分で自動車を運転される機会も多いと思い ますが、では「自分は運転が上手い」と思ったりすることはありますか? 
まぁ、もちろん運転の経験年数や運転の好き嫌いの要素もあるだろうし、一概に言えませんよね。

しかし本来、その問いかけの前提として「上手な運転とは何か?」という判断基準が 必要となるはずです。

改めてお尋ねしますが、皆さんのイメージする「上手な運転」ってどんなのでしょう? 

例えば…

バックミラーでどこまで見える?

「どんな方向からでも駐車場に一発で停められる」
「狭い道でもそれほど速度を落とさずにギリギリ で通り抜けられる」
「バックミラーだけでかなりの距離をバックで 走ることができる」
「カーブの続く山道でも軽快に飛ばせる」などなど…

大体そんなイメージではないですか?

ところがところが…

私たち【桜にN】では上に示したような運転は基本的に全部「NG」なんですよ。
はははっ♪

…え?どういうことだ?…と。

それはですね、こういうことなんですよ。

[次回へ続く]

(ニコロー)