陣痛タクシー開始に先立ち、助産師さんによる研修を行いました

陣痛タクシー開始に先立ち、助産師さんによる研修を行いました

もうすぐ4月。桜の開花が待ち遠しいですね。
ところで、日本交通グループ関西では今春から「陣痛タクシーサービス」を開始する予定です。

では「陣痛タクシー」ってどんなサービスなのでしょう?
これは、出産予定日などの情報を弊社に登録していただくことで、予定日の前後1ケ月の期間中、陣痛が始まった段階でお電話いただければ他の予約があろうが何があろうがその妊婦さんのところへ最優先でタクシーが駆けつけ、いつもの病院や産院に素早く確実にお送りします!というものです。
しかも専用電話回線を設置し「24時間365日」で対応いたしますので安心です。
うん、素ン晴らしいですね!!

また陣痛時以外でも事前の検診や出産後の2週間もしくは1ケ月検診の際にもご利用いただけます。

それに先立ち、乗務員さんたちを対象に助産師さんによる講習会を開催しました。

陣痛タクシー 講習会

妊産婦さんたちに乗務員が出来ることは「丁寧」
「安全」な送迎に徹することが最重要なのですが
それ以外にも、不安でいっぱいの妊産婦さんに
安心して頂くための雰囲気づくりも大切です。

たとえば「一番ラクな姿勢をおとりくださいね」
とか「あと何分で病院に着きますよ」とか、
必要に応じて声をおかけすることですね。
それと緊急の場合(破水したときなど)の対応についても学びました。
…正直、ちょっと怖いけど。でも大丈夫!

その座学のあと、助産師会様から提供していただいた「妊婦さん体験キット」を各自装着し、階段を昇り降りしたりタクシーに乗り込んだりの体験も行いました。

陣痛タクシー 講習会

この「妊婦さん体験キット」は、お腹の部分に5kgの砂を仕込んでありますので出産間近の妊婦さんの「お腹の重み」「足元の見えにくさ」「動きにくさ」「歩きにくさ」などが疑似体験できるものです。

もちろん男性がこのような研修を受けるだけで妊婦さんの様々な悩み?などを理解できるはずもないとは思うのですが、たとえ、その一部でも体験してみることが大事ですよね。

東京にある「桜にN」の日本交通本体では、このサービス開始以来10年間10万件の実績があり(※1)、今では都内の妊婦さんの2人に1人が登録されています(※2)。
そしてこのたび大阪でもこの「陣痛タクシーサービス」が始まるということです。
(わくわく♪)

私たちも初挑戦のサービスですが、乗務員さんたちもやる気マンマン!で、少しでも早く始めたいと、全員手ぐすね?を引いています。

実際にサービスが開始されましたら、弊社のHPで詳細をお知らせいたしますね。

(※1)2022年2月8日「第1回クルマ・社会・パートナーシップ大賞『モビリティ・ソリューション賞』」受賞
(※2)東京都福祉保険局 市区町村別データによる2018年東京23区・武蔵野市・三鷹市の出生数 80,106人に対して、2018年1月~12月の登録者数 44,714人