この春、日本交通グループ関西は、新卒第七期生19名を迎え入れました。職掌は乗務員と整備士にわかれ、整備士は見習いからスタート、乗務員は約1ヶ月の選任前研修から開始いたします。将来当グループを引っ張っていく幹部候補として、すべての新卒生が活躍してくれることを期待しています。

    また今年は例年にも増して、女性の採用にも力を入れました。タクシー業界全体における女性ドライバーの割合は3.3%とされています（2019年3月末　全国ハイヤータクシー連合会の発表より）増加傾向とはいえ、依然として女性にとってタクシー乗務員という仕事は入職ハードルの高い職種といえます。そんな現状において、当グループはタクシー乗務員という仕事を「性別に関わらず活躍できる仕事」と考え、もし新卒生である彼らにスキルの差や成長の差が出てくるのであれば、それは性差ではなく個性によるものでありそのボトムアップのために個人に合わせた教育を実施することを誓い、女性乗務員の積極的な受け入れを決定しました。しかし一方で、生物的な構造差については当たり前にあることと捉え、男女別の更衣室やお手洗いなどの設備の整備を行なったり、男女どちらであっても同性の先輩が近くにいる環境を用意したりしました。

    「若いこと」が珍しくかつプラスに働く関西のタクシー業界において、その優位性を活かして1人でも多くの新卒生が自分らしく活躍できるように、当社一丸となり教育指導してまいります。そして彼彼女たちが一人前になった暁には、1人でも多くのお客様を、移動で幸せにする乗務員に・整備士になりますよう、既存社員含め日本交通の誇りを胸に邁進してまいります。

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