おじゃまタクシー■vol.10『G』の話し(その2~『G』をコントロールする)

おじゃまタクシー■vol.10『G』の話し(その2~『G』をコントロールする)


【おじゃまタクシー】

ちょっとおじゃまします。

【桜にN】(日本交通グループ関西)の元ドライバー 「日交郎(ニコロー)」が、タクシーやハイヤーの乗務経験 をもとに、安全運転に関することや大阪の話題などを自由に 書き綴るブログです。

おヒマなときにでも目を通していただければ幸いです。

日本交通 行灯

運転操作 おじゃまタクシー

高速道路では車間距離を十分にとり
安定した速度を維持する

さて「G」と「乗り心地」との関係ですが、ここでは運転者以外、つまり助手席や後部座席に乗っている人の視点で考えることにします。

ドライバーによって「乗り心地」がずいぶん違うのはよく経験することだと思いますが、ではその良し悪しはどこで感じるのでしょう?

例えば…発進・停止時に首が前後にガクガクと揺れたり、カーブで極端に身体が横に振られたりすると「乗り心地が悪い(運転)」と感じます。

つまり「乗り心地」の良し悪しは、ある状態から次の状態への動作変化(=クルマの挙動変化)が短時間で行われるか、時間をかけてスムーズに行われるか、で決まるということに他なりません。

すると乗り心地を改善するためには、
運転操作に余裕をもって常にゆっくりと滑らかに
行われることが肝要となりますよね。たとえば…


「発進時」→急なアクセル操作はせず、速度に合わせてゆっくりと踏む・緩めるを意識し、
      速度一定を維持する

「停車時」→ブレーキはゆっくりと踏み始め、一定の減速度を維持し
      止まる寸前に力をフワッと抜く

「カーブ」→カーブに入る前に
      十分減速し少し手前からハンドルを切り始め
      カーブに合わせて切り角度を滑らかに微調整しながら出口に向かう


いかがですか。実際は案外難しいので、日頃から意識した練習が必要となってきますが、技術的には前後左右の「G」のかかり方を段付きなく連続的なものにするということになります。

「乗り心地の良い運転」は、結果的に
     「(余裕のある)安全な運転」に繋がるということですよね!

G-Bowlによる訓練

VIP送迎のハイヤードライバー研修では上の動画のような「G-Bowl」(ドライバーの左横にあるオレンジ色の玉が乗った白っぽいお皿)という計測器具を使って、「G」のかかり方を「目視化」していました。

お皿の真ん中が丸く窪んでいて「G」の数値の目盛りが付けてあり、「0.2G」を超えないようにカーブを曲がっていくという訓練です。

運転操作 おじゃまタクシー

左の画像のような「G-Bowl」のアプリもあります。残念ながら「iOS版」しかリリースされていませんが、iPhoneをお持ちの方なら面白半分?でいれてみてはいかがでしょう。

画像と音声で評価され、ヘタな運転をすると「ダメですよ!」と女性の声で優しく叱ってくれます(笑)

ただ、価格が2,820円ナリ…。

でも、本当に自分の運転するクルマの乗り心地をよくしたいと思われている方には、ニコローお奨めのアプリです。
(別に『G-Bowl』の回し者ではありませんよ~)

さて次回は、大阪の「謎」や「不思議」を歴史から辿っていく「大阪巡記(おおさかじゅんき)」の第1回目、堂島・曽根崎界隈から見る「北新地の謎」です。

…え? 北新地のどこに「謎」があるんやろ??

(ニコロー)

#桜にN #安全運転 #ニコロー #乗り心地 #運転操作 #G #G-Bowl